未来の自分に贈る「ただの日記」

将来の自分へ。大学時代の自分を知ってもらいたいので、日記を贈ります。

#66 9/29 思いこみの力

この時期は、とても授業に集中することができます。2学期の初週なので、内容がガイダンスのものが多いんですけど、学期の中で一番の集中を注いでいるかもしれません。もったいないです。どうして「始まり」の時期はこんなに授業に集中できるのでしょうか。少し考えてみました。
 
どうでしょう。私が考えた理由は、過去に積み上げてきたものが一旦リセットされたような感じがするから、というものです。新学期が始まるときには、過去の自分にとらわれることなく、まっさらな状態でスタートすることができます。具体的には、新学期には成績評価が0からの再スタートになったり、授業内容がガラリと変わったりしますよね。こうなると、周囲を含めてみんなが同じスタートラインに立っているような気がして、「自分もまだ上を狙える位置にいる」と思うことができるわけです。この気持ちこそが、新学期に勉強の意欲が強くなる原因なのではないでしょうか。
ただ、この思いこみには欠陥があります。みんなが同じスタートラインに立っているわけがありません。もちろん、学期の中盤に比べれば、周囲との差は小さいかもしれませんが、過去に積み上げてきたものの差は確実に存在します。つまり、私の考えた理由が正しいとすると、私は「欠陥だらけの思いこみ」で自分を突き動かしていることになります。
 
実際、「思いこみ」の力はとても強いと思っています。課題の締め切りを1日早く勘違いしていたようなときも、本当の期限を知っていたなら動かなかったであろう体が簡単に動いてくれます。この思いこみの力が自由に使えたらいいんですけどね。うーん、自分をだますというのはなかなか難しいです。
 
授業7週目、8週目になっても今の気合いを忘れなければいいんですが。どこまで続くかな。
もちろん私としても、モチベーションを保つ努力はしていこうと思っています。